Rehabili-class
リハビリクラス

ノアプロジェクトが新たに導入した シニアコースの新クラスで、“リハビリを目的としたドラム エクササイズ”となります。作業療法士(OT)の監修を受け、ノアプロジェクトが独自に開発したドラム エクササイズです。(医療行為ではありません)

  • 様々な予防体操(眼球運動、周辺視野の拡大エクササイズ、四肢の基礎運動… )
  • 機能訓練型エクササイズ (アセスメント実施、リハビリ実施計画表作成)
  • 意欲向上に重点を置いたエクササイズ

上記は、全体のごく一部です。詳しくはお気軽にご相談ください。

リハビリの専門家が推奨

須藤英治OTの写真
作業療法士
(須藤英治)

ドラム演奏が
高齢者の日常生活に及ぼす効果

ドラミングを考察すると 高齢者の様々な神経や筋力に素晴らしい効果があると考えます。
例えば スティックでドラムの中央を狙って叩きます。これを繰り返すことで“眼と手の協調性”が向上します。これは眼から入る情報で距離感を測り 手で目的動作を行うことです。
「杖を使用した階段歩行」「箸でおかずをつまむ動作」「とっさの時に手すりに手を伸ばす」など実際の生活場面で“対象物との距離感が測り易くなる”大変高い効果が望めます。
また 椅子に座り背すじを伸ばしてドラム演奏を行うことで“座位の耐久性”が向上します。これは かがんだ上体を保持し易くなると考えられ、「靴の脱ぎ履き」「自販機から飲み物を取り出す」などに効果があります。これらの過程には 「運動神経」「感覚神経」「筋力アップ」が深く関与してくるため ドラム演奏を継続して行うことでより一層効果があると考えます。
ドラムは1個からでも始めることができるので 高齢者にとって 始めやすいですし、また個数を増やして難易度を上げていけるため“達成感を得ながら継続していける”と考えます。
このように リバビリテーションの観点から 高齢者にドラム演奏を是非お勧めします。

ドラム演奏による認知症改善
・予防プログラムの実証的研究

ドラム演奏は“脳の血流を良くする”と言われていますが その身体運動により「すでに発症した認知症であっても 認知症機能の改善効果があった」研究成果が報告されています。
KAKEN(科学研究費助成事業)において研究成果報告書がアップされています。

KAKENホームページ『ドラム演奏による認知症改善・予防プログラムの実証的研究』へ